マエストロ吉田裕史、ボローニャ歌劇場首席客演指揮者就任


当財団の芸術監督で、イタリアで活動中のオペラ指揮者のマエストロ吉田裕史が、
イタリア・ボローニャ歌劇場の「首席客演指揮者」に就任することが決定しました。
すでに、ボローニャ歌劇場のHPでも公開されております。

◆ ボローニャ歌劇場ウェブサイト
http://www.tcbo.it/index.php?id=419

ボローニャ歌劇場の「首席客演指揮者」は、これまで、クリスティアン・ティーレマン氏、
カルロ・リッツィ氏、ウラディーミル・ユロフスキー氏などが就任した「栄誉」あるポスト
であり、日本人ではもちろんのこと、アジア出身者でも初の就任となります。

これにより、吉田裕史は、ボローニャ歌劇場の「顔」としての首席客演指揮者と昨年2月に
就任した同歌劇場管弦楽団のメンバーで構成されるボローニャ歌劇場フィルハーモニー
オーケストラの芸術監督という立場を兼任することとなり、名実ともに、イタリアの名門
歌劇場の屋台骨を支えることとなります。

なお、吉田裕史は、ボローニャ歌劇場において、来シーズン、「フィガロの結婚」を指揮
することが同時に内定しており、首席客演指揮者として初の指揮を担当する予定です。