日本各地をオペラで元気にする
オペラ文化を日本に広めることを目指すさわかみオペラ芸術振興財団は、オペラを通じた地域活性に取り組んでいます。今までに徳島、喜多方、那智勝浦をはじめとした日本各地で公演を開催。大変大きな反響をいただいています。公演開催以外にも、地域合唱団を結成することで自らがオペラを楽しむ機会をつくったり、地元企業と協力した出店イベントを企画したりするなど、地域活性の形は様々です。
主な公演開催地域
各地での取り組み
地域の魅力×オペラ
私たちは、日本各地にオペラによって人が集い楽しむ文化を作りたい。地域の人々がオペラを楽しみ街に笑顔があふれることで、日本が元気になれると信じています。人々、施設、モノ、その土地が持つ魅力と共に、オペラ公演を開催したくさんの方に親しみ楽しんでもらいたい。
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徳島の人柄・気質×オペラ
2018年に徳島で初めてオペラ歌手による歌のコンサートを開催して以来、2019年「トスカ」、2020年「道化師」、2021年「カヴァレリア・ルスティカーナ」、2022年「カルメン」、」2023年には「椿姫」と、5年連続でオペラ公演を開催しています。徳島には伝統的なお祭り「阿波踊り」があります。阿波踊りには代表的な掛け声「踊る阿呆にみる阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々♪」の如く、オペラも参加してみないと損!という気持ちから、地域合唱団「コーロ・インダコ」が結成。年々規模が大きくなり、今では音楽で地元地域を盛り上げる存在となっています。
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喜多方の老舗酒造×オペラ
福島県喜多方市に佇む、江戸時代から続く老舗酒蔵大和川酒造店の「昭和蔵」から、喜多方酒蔵オペラコンサートはスタートました。「喜多方の人は火がつくのに時間がかかるけど、燃えたら熱いよ」そんな地元の方々の言葉通り、2021年には地域合唱団「酒蔵オペラ合唱団」を結成。翌年には喜多方市にある950名ほど収容できるコンサートホールに会場を移し開催できるまでに成長しました。今後どのように展開していくのか楽しみな合唱団のひとつです。
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世界に誇る生まぐろ漁港×オペラ
和歌山県那智勝浦町で開催するコンサートは、一味違います。この地区にはコンサートホールがなく、開催場所を検討していましたが、那智勝浦町の象徴であるマグロ取引で使用する市場を、コンサート会場にしてしまおうという案が飛び出しました。一日限りの特別なコンサート会場には、毎回たくさんの地元の方々が見に来られます。ステージ後ろには、大きな海が広がる自然豊かな会場で聴くオペラは、また違った魅力があります。
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織物と豊かな食文化×オペラ
豪雪地帯、新潟県南魚沼市はその雪のおかげで豊かな土壌が生まれ、米、野菜、酒造り、織物文化を育んできました。そこに2021年に一つ、オペラ文化の花が開花しました。大自然に囲まれた南魚沼でオペラコンサートを楽しみ、その余韻に浸りながら公演後のレセプションパーティーで季節折々の食をいただくことも、楽しみの一つです。2023年に「南魚沼オペラ合唱団うたのみ」を地元住民で結成。エネルギッシュの方々が多い南魚沼だからこそできる、オペラによる地域活性が楽しみです。
地域の合唱団
各地で行われている合唱団の活動は、「公演を見るだけでなく、実際にオペラを歌いたい、舞台に立ちたい」という声が聞こえ始めたのがきっかけです。子供から大人までが参加でき、1年かけて練習しプロと同じ舞台に立ちます。最近では、オペラ公演の他にも地元地域のお祭りや施設などで有志による演奏もしています。
オペラを心から楽しみたい方
一度ご相談ください
日本各地には、それぞれ土地ごとの魅力があります。
その魅力とオペラの融合でさらなる可能性を生み出すことができると、私たちは考えます。
どんなことができるか、まずはご相談ください。お問い合わせをお待ちしております。