PASSING DOWN
TO FUTURE GENERATIONS
200年後も
世界中で愛され続ける
日本語のオペラを
私たちは、財団設立時より世界中の人々に愛される日本語のオペラを制作し、世に出すことを事業目的のひとつとしてきました。
『100年、200年にわたり世界中で上演され続け、愛される日本語オペラを作る』その想いの下、日本語オペラ制作プロジェクトを始動させました。
日本語オペラ制作プロジェクトを発足させた理事長と芸術監督の対談記事
対談記事を見る日本語オペラ制作プロジェクトとは
私たちが、財団設立時より事業目的のひとつに日本語オペラ制作プロジェクトを掲げているのには、理由があります。
日本人の私たちがオペラを心から楽しむためには、異国の言葉ではなく母国語の作品が必要だと考えているからです。例えば民謡、演歌、抒情歌を私たちが歌い継いできたのは、誰もが同じ情景を浮かべ、琴線に触れるような旋律に親しみをもってきたからでしょう。同じような感情を生む日本語のオペラがあれば、私たちはどこに居ても、郷愁や抒情を感じることができ、作品の深さを心から楽しめると考えています。さらに、その作品に日本人歌手や奏者の演奏が必要とされれば、世界で活躍できる機会もふえ、私たちは純度の高い国産のオペラを楽しむことができます。
「世界中で愛される日本語のオペラつくろう!」「日本から世界に発信しよう!」という熱い想いを持ち、取り組もうとしています。
制作過程
オペラ制作プロジェクトは、台本選考、作曲選考、全曲選考を行い、最終選考のオペラの試演より最優秀作品を決めるプロジェクトです。参加資格は特になく、新たな才能との出会いを目的に広く一般公募して行います。
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台本選考
指定の設定およびコンセプトをもとにしたオペラ全編の台本を公募する。
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作曲選考
台本選考通過台本を一般に公開し、作曲家を公募する。作曲家は公開された台本の中から1作品を選択し、任意で選んだ場面を作曲する。
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全曲選考
作曲選考を通過した作曲家による制作開始(オペラ全曲)。全曲選考で選ばれた者は最終選考へ進む。
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最終選考
全曲選考を通過したオペラ数作品を舞台にて試演し、最優秀賞1作品を決定する。
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日本語オペラの完成
※コンペティションの詳細はお知らせ情報を逐一ご確認ください。
開催実績
第1回 -2019年-
【台本部門】
募集期間:2018年12月末~2019年5月7日
結果発表:2019年5月下旬
【作曲部門】
募集期間:2019年7月~2019年10月31日
結果発表:2020年1月中旬
※作曲部門該当者なし
第2回 -2020年-
【台本部門】
募集期間:2019年12月末~2020年5月8日
結果発表:2020年6月26日
※台本選考通過者なしのため、作曲部門は開催せず
第3回 -2021年-
【台本部門】
募集期間:2020年12月30日~2021年5月28日
結果発表:2021年6月26日
※台本選考通過者なしのため、作曲部門は開催せず