
ボローニャフィルハーモニーソロイスツ
ヴィヴァルディ「四季」・映画音楽特集
京都:京都外国語大学/森田記念講堂
2017年9月9日(土)
開演17:00
- 第一部
- ヴィヴァルディ「四季」
- 「春」
- 「夏」
- 「秋」
- 「冬」
- 第二部
- 映画音楽特集
- 映画「道」
- 映画「フェリーニの道化師」
- 映画「ミッション」より“ガブリエルのオーボエ”
- 映画「8 1/2」
- 映画「ニューシネマパラダイス」
- 映画「甘い生活」
- 映画「ゴッド・ファーザー」より“愛のテーマ”
- 映画「ウエスタン」
- フルートソロ
- ジョルジョ・ザニョーニ
- 第一ヴァイオリン
-
- パオロ・マンチーニ
- マルコ・フェッリ
- フェデリーコ・プラガ
- アレッサンドラ・タラモ
- パオロ・モーラ
- 第二ヴァイオリン
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- ダヴィドゥ・ドンディ
- ステファノ・コラッティ
- ダヴィデ・カラミア
- アレッサンドロ・ファットーリ
- パオロ・モーラ
- ヴィオラ
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- エンリーコ・チェレスティーノ
- アレッサンドロ・サヴィオ
- ニコラ・カルツォラーリ
- コントラバス
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- ファビオ・クアランタ
- チェロ
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- フランチェスコ・マリア・パラッツォーリ
- ヴィットリオ・ピオンボ
- チェンバロ
-
- リタ・マルケジーニ
- ドラム
-
- ロベルト・ロッシ
<ヴィヴァルディ>「四季」
数え切れないほどの協奏曲を生み出したアントニオ・ヴィヴァルディ。その中でも特に有名で人気の高い作品が「四季」です。「和声と創意への試み」の中の第一曲から第四曲までを「春」「夏」「秋」「冬」と名付けたものが「四季」ですが、ヴィヴァルディ自身が名付けではありません。そしてバロック時代は、合奏協奏曲という形式が全盛でしたが、この「四季」は、独奏楽器の活躍する近代的な協奏曲にかなり近いものであるのも特徴です。各曲とも急→緩→急の3楽章で構成されています。
公演ギャラリー
アーティスト紹介

フルートソロ:ジョルジョ・ザニョーニ
ボローニャ生まれ。ボローニャ音楽院G.Bマルティーニでフルートを学び始め、フィレンツェ音楽院ルイージ・ケルビーニを最高点で修了。18歳でミラノ・イタリア放送交響楽団の首席フルート奏者の国際コンクールに優勝し、10年間首席フルート奏者を務める。20歳でボローニャ音楽院G.Bマルティーニの主任教授に就任、現在も同職を務めている。また、ソリストとしても活動も開始し、ミラノスカラ座管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、ボローニャ歌劇場管弦楽団、スポレート音楽祭ドゥエ・モンディ管弦楽団など、イタリアの主な音楽団体と共演。海外ではニューヨークのカーネギーホール、ミュンヘンのヘラクレザールホール、ライプツィヒのゲヴァントハウスホール、ブエノスアイレスのコリセオ劇場など、一流コンサートホールで演奏。ニューヨーク・タイムズやジャパンタイムズなど、海外の有力新聞の評論家達からも国際的な有名フルート奏者として上げられている。アメリカ合衆国独立200年を記念し、ホワイトハウスで演奏。2003年カルロ・畦ーリオ・チャンピ共和国大統領より、橋本龍太郎氏、潮の七生氏、安藤忠雄氏も受賞した「イタリア共和国功労勲章グランデ・ウッフィチャーレ」を受賞。2008年よりボローニャの「マンゾーニ劇場」芸術監督。
ボローニャフィルハーモニーソロイスツ
ボローニャフィルハーモニーソロイスツは、ボローニャフィルハーモニー管弦楽団所属の弦楽器奏者によって結成された室内アンサンブルである。フィルハーモニーのコンサートマスター及び、トップ奏者を中心としたこのアンサンブルは、ひとりひとりがソリストとして力量をもったイタリア屈指のアンサンブルとして名を馳せており、イタリアンバロックを中心に互いの呼吸を知り尽くした緊密な表現と千変万化する音色によって、世界中の聴衆を魅了している。

アルトゥーム役(テノール)
倉石 真
東京藝術大学声楽科卒業、同大学院オペラ科修了。高橋啓三に師事。芸大定期「コシ・ファン・トゥッテ」(フェランド)でデビュー。イタリア・ボローニャに留学。ボローニャ国立マルティーニ音楽院に学び、また高名な声楽教師パリデ・ヴェントゥーリのもとで発声を学ぶ。モンテプルチアーノ音楽祭(伊)、日生劇場、藤沢市民オペラ、横浜シティオペラ、新国立劇場、東京室内歌劇場、ギルバート&サリヴァン音楽祭(英)、ジェノヴァ歌劇場(伊)「トゥーランドット」(皇帝アルトゥム)、東京・春・音楽祭、他に出演。

ピン役(バリトン)
マウリーツィオ・レオーニ
愛知県出身。国立音学大学卒業、同大学大学院修了。二期会オペラ研修所マスタークラス修了。第78回日本音楽コンクール第3位。二期会ニューウェーブ・オペラ『ポッペアの戴冠』セネカで絶賛を博した後、『ジュリアス・シーザー』や『ドン・ジョヴァンニ』『ラ・ボエーム』『仮面舞踏会』『ナクソス島のアリアドネ』でも好評を博す。さらに東京二期会『エフゲニー・オネーギン』グレーミン公爵でも非常に高い評価を得た。新国立劇場では『カルメン』スニガ、『サロメ』兵士Ⅱ、『アイーダ』エジプト国王、『軍人たち』(日本初演)フォン・シュパンハイム伯爵など立て続けに出演。
ダイジェストムービー
※演目・プロフィールはイベント時のものです