さわかみオペラin紀州勝浦|生まぐろ市場コンサート|オペラ「カルメン」ハイライト
公演概要
世界遺産登録20周年記念
さわかみオペラin紀州勝浦
生まぐろ市場コンサート
オペラ「カルメン」ハイライト
開催日程
2024年10月19日(土)
開場:15時00分
開演:16時00分
会場
勝浦地方卸売市場内 特設会場
※駐車場は那智勝浦町役場の駐車場をご利用いただけますが、駐車台数に限りがございます。乗り合わせや公共交通機関の利用にご協力をお願いします。
演目
オペラ「カルメン」ハイライト・ステージ
ピアノ伴奏/原語上演/日本語ナレーション付
作曲
ジョルジュ・ビゼー
主催
紀州勝浦生まぐろ市場コンサート実行委員会
後援
那智勝浦町
那智勝浦町教育委員会
和歌山県漁業協同組合連合会
南紀くろしお商工会
出演
カルメン:新家華織
ドン・ホセ:中島康博
ミカエラ:黒田詩織
エスカミーリョ:森琢磨
ピアノ:中谷友香
合唱:オペラ合唱団 TUNA GOOD(ツナぐ)
演出:小澤可乃(さわかみオペラ芸術振興財団所属)
音楽主幹・合唱指導:武井基治(さわかみオペラ芸術振興財団所属)
あらすじ
舞台は1820年頃のスペイン・セビリヤ。
煙草工場で働く女工のカルメンは、若い男たちに人気があるが、竜騎兵伍長のドン・ホセだけは彼女に興味を示さない。それが気に食わないカルメンは、手にした花をホセに投げつけて去っていく。ドン・ホセは彼女の無礼な振る舞いに怒りながらも、その魅力に惹かれ始めていく。 他の女工たちと喧嘩騒ぎを起こしたカルメンは、牢屋へ送られることに。しかし護送を命じられたドン・ホセを誘惑して逃れ、2人は酒場での再会を約束する。ドン・ホセには許嫁のミカエラがいたが、カルメンの色香に迷い、ジプシーの密輸団に身を投じてしまうのだった。密輸団から足を洗うよう勧めるミカエラの言葉を無視し、カルメンに心酔するドン・ホセ。しかし移り気なカルメンの恋心は、ホセから闘牛士エスカミーリョに移っていく。
1ヶ月後、闘牛場の前には、エスカミーリョとカルメンの姿が。群衆が闘牛場へ入場すると、広場に残されたカルメンの前にドン・ホセが現れ、復縁を迫まる。だがカルメンは拒絶し、逆上したドン・ホセはカルメンを…。
チケットについて
席種・前売チケット価格
全席指定/税込
- 一般:2,000円
- 学生:1,000円
※学生券は高校生までが対象。
※座席を必要としない乳幼児・未就学児は無料です。
各種割引
- 賛助会員割:2割引
※さわかみWEBサービス購入可
販売期間
一般販売
9月4日(水)から
チケット取り扱い
那智勝浦町|窓口販売
- 9/4(水)~9/6(金) 那智勝浦町役場 1階会議室
(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-1-1) - 9/9(月)~10/16(水) 那智勝浦町役場 観光企画課
(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-1-1)
※現金のみの取り扱いとなります。
*販売期間外とお電話でのお取り置きは行いません。
*0735-52-2131(平日9:00~17:00/土日祝休)
さわかみオペラ芸術振興財団(直営販売)(平日:10時~17時)
- WEBで購入(24時間対応)
さわかみWEBサービス - 電話で購入
0570-023-223(平日:10時~17時)
その他
※予約、販売後の変更・キャンセルはお受けできません。
※学生券をご購入された方は、入場時に証明証の提示が必要となる場合がございます。
※残席があった場合にのみ、当日券の販売を行います。
※チケットの転売は禁止します。
※警報発令等の荒天の状況によっては、主催者の判断により公演を中止させていただく場合もございます。
※卸売市場に特設したステージのため、後方座席からは見えにくい場合があります。舞台演出を工夫して後部からも見えやすい配慮はしておりますが、予めご了承ください。
出演者プロフィール
新家華織[カルメン]
広島県出身。大阪音楽大学短期大学部ミュージカルコース卒業。同大学短期大学部専攻科卒業。大阪音楽大学音楽科優秀賞受賞。卒業後、本格的に声楽を学び始める。ひろしまオペラルネサンス「魔笛」クナーベIIIとしてオペラデビュー。「フィガロの結婚」、「こうもり」、「チェッキーナはいい娘」、小澤征爾音楽塾「ラ・ボエーム」,OMFオペラセイジ・オザワ松本フェスティバル「ラ・ボエーム」出演。Asia Pacific Youth Choir日本代表としてミラノEXPO、マカオ公演に出演。CM等のレコーディング歌唱・クルーズ船でのディナー ショーなど幅広く精力的に活動を行う。日本オペラ振興会マスタークラス修了。
中島康博[ドン・ホセ]
大阪芸術大学卒業、同大学院博士前期課程修了。同大学院博士後期課程単位取得退学。第29回奏楽堂日本歌曲コンクール歌唱部門入選。第9回日光国際音楽祭声楽コンクール審査員特別賞受賞。2023年セイジオザワ松本フェスティバルOMFオペラ「ラ・ボエーム」参加。岡山フィルハーモニック管弦楽団「第九交響曲2023」へ全国オーディションを通過しテノールソリスト。2024年1月関西フィルハーモニー管弦楽団ニューイヤーコンサートにてテノール独唱をつとめる。現在、なわて混声合唱団、関西大学グリークラブ、各ヴォイストレーナー。NMP実行委員。なわて混声合唱団団長。大阪キリスト教短期大学非常勤講師。関西二期会会員。
黒田詩織[ミカエラ]
武蔵野音楽大学声楽学科卒業。同大学院音楽研究科修了。二期会オペラ研修所第59期マスタークラス修了。修了時に優秀賞受賞。31回練馬区新人演奏会オーディション最優秀賞受賞。公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団イタリア留学助成金奨学生として2019年に渡伊。2020年プッチーニフェスティバル主催公演「修道女アンジェリカ」にてヨーロッパデビュー。2022年プッチーニアカデミー、マスカーニアカデミーをそれぞれ修了。第68回プッチーニフェスティバル本公演《La Rondine》に出演。ジェノヴァ、パルマにて《ジャンニ・スキッキ》に出演。第16回Cappuccilli-Patan-Respighi国際音楽コンクールにて、審査員特別賞受賞。二期会会員。
森琢磨[エスカミーリョ]
大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。2015年イタリアで行われたコンサートにてイタリア人ソプラノキアーラ・モスキーニと共演し「ランメルモールのルチア」エンリーコ等を歌う。同年、京都文化博物館で行われた「フェルナンダ・コスタ オペラコンサート」にてソプラノフェルナンダ・コスタの相手役に抜擢される。また東大寺『お座敷オペラ』にて「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」のタイトルロール、「トスカ」のスカルピアを好演。2022年さわかみオペラin徳島「カルメン」のモラレス、大阪での創生神楽「セイビア」のマケイシュラ王、京都や東京の能楽堂での歌唱等、様々な舞台で活躍。第12回東京国際声楽コンクール本選入選。
中谷友香[ピアノ]
大阪府立夕陽丘高等学校音楽科、大阪教育大学教育学部教養学科芸術専攻音楽コース卒業。同大学卒業演奏会に出演。相愛大学音楽専攻科器楽専攻修了。在学中に田口奨学金を授与される。フランス・ビアリッツ夏期ピアノセミナー修了、同修了コンサート出演。第10回高槻音楽コンクール高校生部門にて最優秀賞受賞。第48回なにわ芸術祭「新進音楽家競演会」他、多数のコンサートに出演。これまでに河内長野市ラブリーホール、川西市みつなかホール、堺シティオペラ、いばらきオペラ亭、ザ・カレッジ・オペラハウス、関西歌劇団、ノマドオペラ等の公演でピアニスト、コレペティトゥアを務める。相愛大学音楽学部管弦打伴奏要員。大阪響コーラスピアニスト。
オペラ合唱団 TUNA GOOD(ツナぐ)
2024年那智勝浦町と近隣市民の有志を中心に団員63名にて発足。幅広い年齢層の方々が所属しており、現在10月の公演に向けて武井基治の指導のもと特訓中。今回初めての公演にしてフランス語オペラ『カルメン』ハイライトコンサートに挑む。
小澤可乃[演出]
北海道旭川市出身。2006年に渡伊し、シラクーザギリシャ劇場研究員、国立トリノ王立劇場研修員を経てイタリア各地の劇場や演出家の元で研鑽を積む。G.B.ペルゴレージ作曲『奥様女中』でイタリアデビュー後、伊仏中各地で演出。中国長沙美渓湖国際文化劇場で当時伊オペラ初演の『トゥーランドット』を演出。野外劇場や歴史的な歌劇場など幅広いグローバルな活動の中で世界的に活躍する指揮者や歌手と共演しながら、演出家として芸術や表現の幅を広げ続けている。武蔵野音楽大学声楽科、同大学院卒業。国立トリノ音楽院大学院演出科首席卒業(名誉賞受賞)。萩原尚文、青山智英子、A.ランティエリ、シルヴァナ・モイゾ、エヴァメイ、パオロ・リカーニョ・チャッフィに師事。
武井基治[音楽主幹・合唱指導]
東京都生まれ。2022年、日本人初となるイタリア・セリエA歌劇場のシーズン開幕オペラにプリモテノール役で出演。その公演が国営放送RAIにて全国放映され、一躍脚光を浴びた。2015年度さわかみオペラ芸術振興財団留学助成対象者選抜オーディションに合格し渡伊。トリエステ・ヴェルディ歌劇場、パレルモ・マッシモ歌劇場などイタリア各地で活躍。『椿姫』『エフゲニー・オネーギン』『ナブッコ』『ジャンニ・スキッキ』『アル・ムリーノ』(レスピーギ作曲、蘇演)ニコラ・ピオヴァーニ氏の新作オペラ『Amorosa Presenza』などに主役で出演。イタリア・セリエA歌劇場での出演は300公演を超える。