【みんなの寄付】中原豪志さん|2024年度夏期(助成型)
2024.07.01
助成者概要
企画名
「愛媛県南予地区におけるピアノ・リサイタルの開催」の開催
ご寄付くださった方へメッセージ
この度は、「みんなの寄付」のご助成を賜りますこと、感謝申し上げます。私は現在、博士後期課程に在籍し、ピアノ演奏の研鑽を積みつつ音楽研究に勤しんでおります。本公演を開催する愛媛県南予地区は私の地元です。以前より、出身地の文化芸術の発展に対して少しでも貢献したいという思いを強く持っておりました。今回の企画によって、その実現を目指します。本公演では、バロック期から近代に至るまで様々な作品を幅広く取り上げます。有名な楽曲はもちろんのこと、演奏機会の少ない作品も織り交ぜたプログラム構成です。クラシック音楽に関心のある方にも、普段は敬遠しがちな方にも、老若男女問わず楽しんでいただけるように企画しております。また、今回取り上げる作曲家の一人、セルゲーイ・ラフマーニノフは私の研究対象です。今夏にアメリカで楽譜資料調査を実施しますので、その成果についても本公演で共有させていただければ幸いです。そして、この公演機会を糧として、今後の音楽活動を一層充実させてまいります。改めて、皆様のご厚意とご支援に心よりお礼申し上げます。
中原豪志
2021年国立音楽大学音楽学部 演奏・創作学 鍵盤楽器専修(ピアノ) 卒業、2023年4月より同大学大学院 音楽研究科 博士後期課程 音楽研究専攻 器楽研究領域(ピアノ)在籍。「ラフマーニノフの《コレッリの主題による変奏曲》Op. 42 の作品構成についての再考――種々の変奏曲作品の先に見出した創造の可能性――」(査読無し)『国立音楽大学大学院修士課程課題研究報告(修士論文に充当)』 を発表するなどセルゲーイ・ラフマーニノフを研究対象としながら演奏者としても活動し、作品を追求する。2020年第5回JPPAピアノコンクール大学生部門銅賞、2022年第10回三善晃ピアノコンクール特別部門第2位。