さわかみオペラジャーナル OPERAJOURNAL

さわかみオペラ財団が紹介する音楽のマメ知識のコーナーです。今日のテーマは、「マチネ・ソワレ」について紹介します。

オペラやコンサートなどでは、昼の公演を「マチネ」、夜の公演を「ソワレ」といいます。
これはフランス語で、マチネ(matinee)は朝・午前、ソワレ(soiree)は夕方・日が暮れた後を表す意味の言葉です。

全く同じ内容の公演でも、マチネとソワレで演奏者の心持ちやお客さまの雰囲気の違いから全く違う印象を受けることがあります。
例えば…「平日のマチネは優雅な感じのお客様が多いなぁ」「演奏者は夜型の人が多いからソワレのが方が生き生きしてるなぁ」などなど。
いろいろ観察しながらコンサートにいくのも楽しいですね。