さわかみオペラアカデミー(東京)|活動報告
2024.06.19
活動報告
前期3回目のレッスン
さわかみオペラアカデミー(東京)では、まずイタリア語の授業から始まります。前回勉強した箇所を丁寧に復習し、その後新しい項目の勉強に移ります。受講生たちは、積極的に自習をしてくるので、授業はスムーズです。
歌唱レッスンでは、オペラ『椿姫』と『愛の妙薬』を中心に、重唱やアリアを勉強しています。オペラの台詞は古いイタリア語が使われているため解釈が難しいですが、それを分かり易いよう現代イタリア語に直した解説を取り入れることにより、受講生らの解釈が深まり、彼らの音楽表現にも良い変化が見受けられます。
音楽的な部分は、歌唱指導講師の発声や脱力などに関する分かり易い例えや彼自身のイタリアでの体験談などを交えて行われます。真剣でありながら、楽しく学べる雰囲気に受講生も満足している様子です。
【写真:上半身が脱力した感覚を学んでいます。胸式ではなく、正しい腹式呼吸で息や支えをしっかり保ち、コントロールすることで、体を上手に鳴らし、良く響く声で歌う重要さを学んでいる場面です。】